2011年07月22日

得と徳3。骨髄バンク

寒い夜にはウドンがいいが

今夜は君のソバがいい。

だけど土用の丑の日。うなぎが出ました。



なんのこっちゃ。


カズです。



懐かしのネタで始まりましたが。



少しだけ腰が痛いです。


無事に骨髄移植を終えました。


病院名も術日も言えませんが。とにかく終わりました。
o(`▽´)o


お医者さんが、無事に新幹線で相手方に渡って無事に移植出来たと言ってました〜!


良かった良かった。

ここまで、沖縄で何回も、同意確認、自己採血などの経緯を経て。

福岡で検査と。

そして手術と。

ドナー決定から2ヶ月位かかりました。


先日も書きましたが、コレを読んで少しでもドナーさんが増えたらいいなー。

と思い、今、書いてます。


今日は、長くなりますが、すこーし、思った事を書きたいと思います。



そもそも何故、骨髄バンクに登録したのかと、色々な人に聞かれました。



六年前ぐらいに献血センターに行った時に登録しました。


いい人ぶるのが好きだった僕は、黄色い旧臓器提供カードにも、「全部使って下さい」と書いていたり。


正直。


自慢の息子に成りたかった。

とか

どうせならカッコイイ生き方がいい。

とか。


そんな感じでした。


今でも僕の信条は
『やるか・やらないか』
『行動に移すか・移さないか』
『続けるか・続けないか』

信条はそれだけです。

出来るだけ前者を選択して生きたい。


やる・行動する・継続する


やらない人には何も言われたくない。



『やる』という行動に移すことこそが、『思いやり』のある生き方なんだと。



しかしそれは『思いやり』ではなく、

とんだ『思い上がり』でした。



今思うのは



『やる』ことをさせてもらえる事に。

行動に移せる事に。
それには周りの人のお陰様だと仲間や家族に感謝しています。



ありがとう。









信条は持ちながらもソレを貫き通せるのは周りの力。ですな。。















ほいじゃあ


ちょいとここまでの経緯を。



【遡っちゃお(@_@)】


ある日。

『貴方とHLAが一致する患者がいる』みたいな通知が、骨髄バンクさんから封書のようなモノで届きました。



正直、移植の日程表を見たときに、断ろうかと、迷いました。

輪っしょいの一周年、新店舗出店と日程がカブリまくっていたので。。



しかし、宇良 誠兄さんの言葉が、僕の頭にいつも在ったので。


移植同意との封書を即返答しました。


正直リスケの繰り返しでした。

一回の同意確認と、説明で2〜3時間かかりましたし。


それが家族説明を入れて二回ありました。

なかなか時間がかかりました。


説明時に、コーディネーターという人が一人〜二人、私に付きます。色々な説明をして下さる人です。


凄く丁寧に、僕にも、僕の母にも説明をして下さいました。

読まなければならない資料だったり、確認事項等、色々ありました。


それでもコーディネーターの方は「決して強要するものではないので最終判断は御自身で」と言ってくれました。





◎ここでちょっと

【骨髄移植】について説明



骨髄は、大人の場合、背骨と、腸骨(腰骨)に多く有るので、骨盤の腸骨から抜き取ります。


腰と臀部の間の位置に二ヶ所穴を開けます。
その穴からボールペン位の針を射して骨盤の腸骨に更に穴を開けます。

一ヶ所の穴からは少ししか骨髄は採取できないので、皮膚に開いた穴からずらしながら、百ヶ所位、腸骨に穴を開け、合計600〜900mlぐらい取ります。



コレを白血病などの患者さんに輸血と同じ要領で移植するわけです。



骨髄採取と同時に血も抜けるので、ドナーは自分の血を自己血し、輸血します。

その為、術前に、自己採血を日を空けて、2回行ないます。



採血、採尿、レントゲン、肺活量、心拍数、麻酔科の診断、等様々な検査を経て手術に至ります。






さて

話は戻り。




新店舗立ち上げで忙しかった僕ですが、仲間の協力もあり、


何日も沖縄を離れて、福岡に来ることができ、手術することが出来ました。




術日当日。



朝起きて術着へ着替えました。



べッドから、ストレッチャーに乗せ変えられて



通路を寝たまま運ばれました。



ドラマで観るあのシーンです。




ガラガラガラー




色んな人が僕の顔を上からのぞき込み、
32才のオッサンに、

「はーいつきましたよ〜」

「安心してくださいねー」

「はーい、少し冷たいですよー」

と、優しく声を掛けまくってきます。


ドラマで観るあの赤い[手術中]のランプの下をくぐり抜け、手術室へ。



凄いハイテク機械が揃ってます

(°□°;)

スゲー




「はーいここから全身麻酔しますねー。腕が少しピリピリしますから、ソレを感じたらもう、眠ってますからね〜」



「はーい少しチクッとしますよ〜」

「腕痛いですか〜」


「あ、はい。少しピリピリしてきま……………………」







…………………





全身麻酔から目覚めると終わっていた感じです。



腰の痛みも想像していたものより全然大したことは無く、次の日にはすぐに歩けました。


チョイ鈍痛位です。


そして術後は病院のベッドで沢山寝ました。



店舗立ち上げで疲れていたので。



沢山寝ました。





【【ちょうどいい休暇になった】】




と。。







そんな事を僕は思っていました。








つづく。




Posted by HUB スタッフ at 04:18│Comments(0)
 
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